債務整理をすると債権者である銀行は口座を凍結させ、預金を債務の弁済にあてることがあります。これを民法上相殺といいますが(民法505条)、債務整理の場合必ずしも銀行側は相殺をするわけではありません。北海道の大手地銀の場合、よく芸能人が宣伝しているカード等は口座の凍結をしないのが大半です。但しATMカードローンの場合は、口座を凍結するケースがほとんどです。また債務整理をする前に給与口座である旨を伝えて口座の凍結を回避するお願いをすると認められるケースもあります。このように給与口座として利用している金融機関に対しても債務整理は可能ですのでご相談ください。